パレート図
パレート図とは、発生している問題の中から何が重要な項目か特定する手法です。問題点を項目別に分けて出現度数の大きい順に並べた棒グラフと、その累積の構成比を組み合わせて図にします。製造業では品質管理でよく使われるQC7つ道具のうちの1つです。
イタリアの経済学者パレートが国民所得の分布を調べ、少数の高所得者が富の大部分を占めていることを図で示したことがはじまりとされています。
パレート図の活用
パレート図を使用することで、次のようなことが読み取れます。
- どの項目が最も重要か。また、重要度はどの順位か。
- 各項目が全体に対してどれ位の割合を占めているか
- どの項目から対策を打てば改善効果が得られるのか
- どの項目がどれだけの改善効果をもたらしたか
- 全体がどのように変わったのか
要するに対策すべき問題の優先順位をつけて、改善策を検討することが可能です。例えば、下図は電子部品メーカーに寄せられたクレームを現象別に分類し、各項目の件数を表したパレート図です。この図の場合、整備不良によって発生したクレームの件数が、全体の3割以上を占めていることが読み取れます。
この様なパレート図は、図研プリサイトが提供するQualityforceを使用すると簡単に作成することが可能です。本製品について詳しく知りたい方は、是非こちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。
参考文献
- 永原賢造,村上義司.「改訂版 品質保証部」.日本能率協会マネジメントセンター,2010(参照 2023-10-6)