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2020.10.02 マーケティング便り

創業者の魂が息づく、京都老舗企業「独創と忍耐」の姿[マーケティング便りvol.9]

図研プリサイト 神原 由美

デジタル庁新設に向け、行政デジタル化への取り組みが加速しています。
その一環で、「優良運転者」向けの免許証更新講習をオンライン化する方針が決まったとのこと。
2週間前に警察署で免許更新を行った、ゴールドペーパーの私にはタイムリーな話題です!
30分程度の講習ですが、平日に半休を取得しての更新は億劫に感じていました。5年に1度だから故。。
毎度恐怖心を煽られる講習動画をどこでも見られて更新完了ならば、とても楽です!
しかし、視覚検査や手数料納付などはやはり現地へ出向く必要があるとのこと。
目的がコロナ対策での混雑緩和にある点においては有効な施策ですが、実用性で考えると、もう一声ほしいかなぁ、という印象です。

行政のデジタル化が私たちの生活にどれほど影響を与えるのか、イマイチ自分ゴト化できずマイナンバーカードも未取得です。着ぐるみ姿の舘ひろしのCMは気になってはいますが。。
全国民を対象とするDX施策なので、ソフトウェアだけでなく、ハードウェアにも注視する遂行を望みます。
※東証の大規模なシステム障害の原因がハード面であったことは衝撃的でした。。

今回のピックアップ記事はこちらです。

『PCR検査』という言葉はすっかり馴染みのあるワードになりましたが、島津製作所の試薬キットが圧倒的な検査時間短縮を実現し、ヒット商品になっているそうです。
なんと23年も前から事業化しており、2006年頃にノロウイルスの流行で一時的な需要の高まりはあったものの、それ以外ではほとんど売れていなかったそうです。年間売上が1000万円に満たない時もあったとのこと。
中長期的視野での経営判断が実を結んだわけですが、「言うは易く行うは難し」で、その先見性と胆力には敬服するほかありません。

実は、私の実家は島津製作所本社と目と鼻の先にあります!高校時代は毎日自転車で敷地前の道路を駆け抜け、通学していました。田中さんがノーベル賞を受賞された当時、ノーベル賞受賞者がご近所にいる!という事実に胸が高鳴りました。

地元、京都の誇るべき超優良企業!というのは自明だったのですが、この記事を読んでその変遷と数々の偉業に驚かされました。まさか日露戦争を圧勝へと導いたのが島津製作所の蓄電池だったとは!

そして昨今、新型コロナウイルス対応に欠かせない存在である「PCR検査」。戦時下に匹敵する状況においては検査キットの生産もまた、国益に資する日本史に名を残すべき功績です。次回帰省の際には是非、資料館を訪れてみたい!

関東に移り住んで以来、京都人は”腹黒い”とか”しつこい”などと言われながらも、京娘のブランド力を過信して過ごしてきました。これからはこのレッテルをも、島津製作所に代表される京都古来の「独創と忍耐」の表れ!と前向きに捉え、さらに過信して生きていく所存です。
※未だに、東京は「東の京都だ」などと密かに思っています。。。

余談ですが、ノーベル賞受賞後に島津製作所を皇太子ご夫妻がご訪問された日のことを鮮明に覚えています。
朝の通学時、正門側の大通りに車が1台も通っておらず、異様な雰囲気でした。趣深い嵐電も走っていません。
”なんだこれは!走るしかない!”と感じ、道路の中央を颯爽と自転車で気分よく走っていると、
「そこの女子高生、通路側に寄って走りなさい!」と、パトカーから注意されてしまいました。。。
皇太子ご夫妻が訪問されるための通行止めだったと知ったのは、学校に着いてからです。若気の至りってやつですね。

 

次回もお楽しみに!

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