ベートーヴェンの第九に込められたメッセージとは!?[マーケティング便りvol.14]
年内最後のマーケティング便りです!
毎年恒例の京都は清水の舞台で披露される今年の漢字ですが、誰もが予想した通り「 密 」でした。
クリスマスにお正月といったイベントごとも控える中、GoToトラベルも停止され、3密を避ける我慢の日々が続いています。
しかし、今年からスタートしたマーケティング便りの配信を機に、読んでくださっている皆さまとはメール越しにではありますが、少しだけ「 密 」な関わりをもたせていただけたのかなと感じております!
年を跨いでも継続させていただく所存でございますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます!
今回のピックアップ記事はこちらです。
師走を迎え、今年も恒例の「1万人の第九」が大阪城ホールで開催されました。
昨年に続いて霜降り明星の粗品が参加したようですが、開催形式は例年通りというわけにはいかず。。。
やはり無観客で、オンラインを活用した合唱となったようです。
「歓喜の歌」で知られる第九ですが、記事によるとこの歌詞には、当時の欧州情勢を背景としたベートーヴェンの政治思想が込められているそうです。それは階級制度に異を唱える自由主義思想だったのですが、コロナにより移動や集会など様々な”自由”を奪われた2020年の我々には、また別の意味で響くメッセージとなりました。
ベートーヴェンハウスのあるドイツ西部のBonn(ボン)は通過したことしかない私ですが、第九の第4楽章「歓喜の歌」はドイツ語で歌えます!それくらい日本人には馴染み深い交響曲です。
オーケストラについては無知なのですが、交響曲に本格的に合唱を組み入れるという挑戦が大成功を収めたのがこの第9番、「第九」なのだそうです。そもそも耳が聞こえずに作曲をしているという時点で想像を絶する才能だというのに、なんというバイタリティーの持ち主だったのでしょう!!
市民階級の台頭により音楽も一般市民へと普及した、まさにそういった時代の大衆人気に支えられた音楽家、というイメージをベートーヴェンに対しては持っていました。(そして音楽室の肖像画が怖い。。。)
記事にあったように、彼が政治的意図から10年もの間交響曲第9番のリリースを温存していたとしたら、なんという策士だったことでしょう!機を見極める忍耐は見習いたいものです!!
※ちなみに肖像画の顔が怖いのは、その日の朝ごはんがまずかったせいだとか。忍耐力、、、
さて、「第九」について調べてたところ、2つほど興味深い話を見つけたのでご紹介します!
①第九の呪い
ベートーヴェンは今回トピックスの交響曲第9番を53歳で完成させた3年後に亡くなっているのですが、他にもドヴォルザークやマーラーといった複数の著名な作曲家も第9番が遺作となっているようです。偶然かつ、その第9番が後世に残る名作となっていることが大きな理由なようです。ちなみに、モーツァルトは35年という短い生涯の中で、交響曲は第41番まで作っています、すごいスピードです。
②CDの記録時間は第九が基準
その昔、ソニーとフィリップス社がCDを開発した際に1枚の記録時間の指標としたのが、”第九が全部入る長さ”=”74分42秒”なのだそうです。世界的指揮者の助言から採用された時間なのだとか。2社の調査によると、75分あればクラシック音楽の95%が収まるとのこと。技術面ではなく、交響曲を1枚に収めるという視点で記録上限が決められていたんですね。
1万人の第九のリモート化に象徴されるよう、様々な場面で画面越しの共有化が一気に加速した1年でした。コロナが落ち着いても、現状の”オンライン・ファースト”的な環境は継続していくと思われます。
オフラインで得られる”自由”は制限されますが、場所を問わず、いつでも誰でも、といったようなオンラインならではの”自由”も多くあることも、様々な経験を通して体感されている方も多いのではないでしょうか。
来年の1万人の第九は、オン・オフ同時に、むしろ1万人の枠を取り払って開催されたらいいなぁ、と思います!
次回もお楽しみに!来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!