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2021.07.30 マーケティング便り

【祝】日本人最年少の金メダリスト西矢椛選手![マーケティング便りvol.28]

図研プリサイト 神原 由美

日本のメダルラッシュが続く東京オリンピック。
開会式では国立競技場外からシュプレヒコールが飛び交ったり、感染者激増の現状から続くパラリンピックの開催の是非が問われるなど、穏やかではないです。が、連日の選手の活躍からは元気や感動を絶えずもらっているもの事実。
首都圏3県にも再び緊急事態宣言が発令されそうなので、週末はゆっくり試合観戦したいです。
しかし、大多数の競技をリアルタイムで観戦できないのは、多くの社会人にとって自国開催のデメリットだなーと思いつつ、、、今日も仕事に励みます。

今回のピックアップ記事はこちらです。

日本人最年少の13歳で金メダリストとなった西矢椛選手!
決死の覚悟で悲壮に挑むアスリートにも心打たれますが、それとは対照的に五輪の舞台を心底楽しんでいる西矢選手の姿はとても気持ちよく、なおかつ感動を呼ぶものでした。まさに13歳、真夏の大冒険!
しかし、ひょんなことから44年も前のアニメ「あらいぐまラスカル」に注目が集まることになるとは。。。
松原市の澤井市長が公園や文化会館の階段でスケボーをしている若者を見て、「もっと堂々と遊べる場所を造ってあげたい」と考えてつくった施設から生まれた金メダリスト。
快挙の裏にこういった大人のサポートがあったということに、味わい深いストーリーを感じてしまいました。

大阪の吉村知事が「大阪の誇り」と称した西矢選手。中学1年のころなど忘却の彼方で断片的にしか思い出せないわけですが、少なくとも世界を視野に入れて打ち込みたいものなどはなかったです。
スポーツ選手をはじめ、各方面で活躍する方々に対していつも思うことは、どうしてそのドンピシャな選択ができたのか、ということです。大谷翔平選手とて、そもそも野球と出会わなければ生まれなかったわけですし、藤井聡太棋士とて、将棋と出会わなければその才能が目覚めることがなかったわけです。
西矢選手×スケボーに至っては、女の子の母親としてはいくら遊べる環境があったとしても、危険だし軽々しく「やってみな!」とは言えない方が大半かと思います。少なくとも私はその部類です。
没頭する環境を整えるなど全面的なサポートは、特に若くして業界のトップに立つ人たちには必須でしょうし、特に親はそれ相応の覚悟が必要なのだと思います。が、それ以前に、「出会い」を与えたことの意義が大きい!
と、常々思います。自分の子に相応しい「出会い」を与えたいものだ、と、色々可能性を考えたりもしてしまいます。

反面、昨今見過ごせなくなってきているのがメンタルヘルスの問題です。今大会でも、女子体操界のトップに君臨するアメリカ代表のバイルス選手が、自分の心を守るための最善の選択として競技を途中棄権しています。
少し前には、大坂なおみ選手が会見拒否をきっかけに、メンタルヘルス問題で苦しんでいることをカミングアウトしていました。あまり知られていないでしょうが、今大会でもメダルが期待されていたであろう、自転車競技選手でリオ五輪の銀メダリストの女性が、2019年に23歳という若さで自ら命を絶っています。
家族に残された遺書に記されていた内容。それは一度気づいてしまったら逃れられない孤独感に思えます。

「私は評価されたいし、特別でありたいし、大きな力と責任を持つ人間になりたいと思っている。でもそれら以上に、私は『愛とつながり』を求めている」

献身的なサポートがあり、もちろん自らの手でつかみ取った栄光が重すぎるプレッシャーになってしまう現実。それに加えて、今大会では選手へのSNS上での誹謗中傷もニュースで多く報道されています。競技環境だけではなく、いかに一個人の存在を重視した支援が必要かを全世界に発信する意味でも、コロナ禍での東京オリンピックは有意義な開催になっていると感じます。

スケートボード女子ストリート競技のメダリスト3人の年齢合計は、なんと42歳です!
彼女たちが今大会で見せてくれた、屈託のない笑顔で競技を楽しむ姿を4年後のパリ大会でも見られるよう、物理的な環境を整えたり、競争心を鼓舞する支援だけでなく、一個人を尊重するメンタルサポートも充実化していくといいなと思います。これはきっと、モニター越しに応援する私たちにも協力できることです。

 ※頭ではわかっており、毎日一人反省会もするのですが、、、どうも、わが子へプレッシャーを与えてしまう
  ”ゴン攻め”な態度は、なかなか改められずな今日この頃です。

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