若手の女性が管理職になりたくない理由とは!?[マーケティング便りvol.32]
関東圏を台風が襲撃しています。が、懸念していたほどの状況ではないのかしら?というのが、横浜の現在の状況です。徐々には雨風強まってきていますが。
横浜市の小学校は本日まで分散登校ですが、うちの息子は家庭学習日ですので難を逃れて私と在宅。娘は、台風が来ようと開園してくれる神のような保育園へ旦那と自転車で登園です。旦那もあるいは神なのかもしれない。。。と、感謝しつつ、背後の小4男子とPC、iPadに向かい、もくもくと作業に勤しんでいます。
今回のピックアップ記事はこちらです。
働く女性のキャリア志向に関する調査レポートです。
グローバルスタンダードの視点から遅れを指摘されていた「職場での女性活躍」と「家庭での男性活躍」ですが、近年は我が国においても官民問わず推進されています。先の自民党総裁選では候補者が男女2人ずつとなり、政界においてもこの流れが進展していることをうかがえました。
世の中は女性リーダーの活躍を渇望しているようですが、今回の調査結果からは当事者である若手女性キャリアとの温度差が見て取れます。「理想のリーダー像」や「リーダーになりたい理由」についても、男女間での差異が浮き彫りになっています。
「こどももいて正社員かつフルタイムで働いてて、すごいねー。」
いまだに言われます。専業主婦orパート勤務の女性自身、その妻を持つ男性、もしくは幾分ご年配の方からが多い気がします。
”何がどうすごいの??”というのが率直な疑問なわけですが、あえて口にはしません。
褒められているのだし、好意的に言っていただいているので悪い気はしないわけですが、違和感はあります。
こういった男女の意識の差の調査結果を見て思うことは、”当たり前やん、だって長年男性がリーダーを担ってきたわけやし、引き継がれるのも多くは男性だったわけやし。というか、そもそも男女で分けて考えなくても良くない?わざわざ。”といった感じのことです。そしてこういった調査対象となっているのはどの企業?どの業種?ということが気になります。
例えば、CAや保育士を対象に同様の調査を実施したらどんな結果になると思いますか?
日本では女性社会と言われる業種です。給与水準が低いと言われているので、そもそも就職先として選択肢から省く男性は多いかと思うのですが、呼び方が改正されたのも男女平等の名のもと、職種への偏見をなくすためです。が、実情はまだまだ、女性が目立ちます。特に保育士が女性の仕事と捉えている方も多いと思います。
長年女性が牽引している業界では、仕事を適切に部下に割り振れるかどうかよりも、部下や同僚との人間関係や距離感を気にしてしまい、リーダーに名乗りを上げる男性が少ないのではないか、などと思ってしまいます。
男女雇用機会均等法が施行されて35年。女性活躍推進法は5年です。長い時間をかけて広い枠組みでの女性の労働環境は
確実に変化してきています。ただ、意識はどうなのか。
女性は子供を産みます。これは女性にしかできないことです、性差です。これはどうしようもできない事実です。
しかし、子育ては男女関係なくできます。できる、できないの話じゃないです、やるかやらないかです。
仕事も同様。性差を要求される業務であれば話は違いますが、基本的にはやるかやらないかだと個人的には考えています。
また、昨今注目されているリベラルアーツなどといった類の教育を行っていくことで、法律や各企業が取り組んでいる様々な研修制度が独り歩きしないマインドの醸成が、男女共に可能になってくると思います。
そして、実際に働く環境は重要です。今はほぼないとは思うのですが、私が就職活動をしていた時に、ある商社のオフィスには女性用のトイレが1階にしかないと案内されました。よほどのモチベーションや愛着が持てない限り、少なくともこの職場では働きづらいなぁ、と感じた経験があります。これは極端な例ですが、母親となり企業の福利厚生、保育園の利用基準、国の補助、地域の子育て支援、様々なことに意識が行くようになり、働きやすい環境って何だろう。。。と考えることも多々。
現状で言えば、私個人についていえば、メディアで取り沙汰されているほど不満は抱いていません。
今日だって、台風の中朝早くからこどもを預かってくれる保育所があり、送ってくれる旦那がおり、リモート対応している企業のおかげで、3食に悩みつつ仕事をこなすことができているので。
女性のキャリアに関するネタになると、よくヨーロッパ諸国の子育てに関する現状がでてきますが、日本でも同じような制度があったりするんです。例えば地域の方に保育園の送迎を頼んだり、帰宅までの間一時預かりをしてもらうというもの。
保育園の迎えに間に合わなかった際に案内のパンフレットをいただくのですが、赤紙のように思える代物です。
しかし、赤紙と思えてしまうこのマインド、これに問題ありなんです。ヨーロッパではこういった方々にこどもをお願いして働くのが一般的なようです。ここに抵抗のあるうちは、ヨーロッパ諸国の事情と比較にならないんじゃないかなと。仕組みは日本にもあったりします。
さてさて、冒頭に返ると、時短勤務の私がフルタイム労働をしているのだと思われるのは、私の能力の問題です!!
”何もすごくないんです!!” あえて口にはしませんが。。。キャリア云々以前の忌々しき問題です。
働く人すべてが性差の問題を抜きにして、自分の能力と向き合いながら、キャリアについても考えられる。
そんな時代になればいいな、していきたいなと思います。