大間迅と洗手観音(←なんの製品名でしょう?)~読者が選ぶネーミング大賞に学ぶネーミングセンス
皆さま、こんにちは。
つい先日まで真夏日だったかと思えば、もうすでに最低気温は10℃に迫る勢いで秋が過ぎ去っていきそうです。近所のイオンの雑貨コーナーには既にクリスマスツリーが。
10月からクリスマスツリーを眺めているのだから、1年のうち4分の1はクリスマスと言っていいでしょう。もうクリスマス。昨年の12月からこのコラムを書いている私ですが、もう1年?と驚きを禁じ得ません。(いつも読んでくださってありがとうございます!)
さて、クリスマスが大好きな筆者はさておき、今回は心に残るネーミングの製品についてです。皆さんはこれだけは一生忘れられない、そんなネーミングの製品はありますか?
ちなみに弊社のシステムは親会社の図研に倣い、英単語2つ、というルール?伝統?でシステムが命名されています。
Visual BOM、Knowledge Explorer、Qualityforce、COSTLink Qeepといった具合です。
もちろん図研プリサイトで働く身としては、一生忘れない製品名になるとは思うのですが、そうではなく、ただの1人間として忘れ得ない製品名……となると、ダジャレものなんですよね。
大間迅(だいまじん)!
タイトル回収ですが、個人的に忘れられないのがこちら、大間迅(だいまじん)です。
いったい何の製品名でしょうか?ふだんから目にされている方もいらっしゃるかもしれませんね。
答えは、こちらは文化シャッター株式会社様の高速シートシャッターです。
10年前、毎日くぐりぬけていたあの大間迅。異物対策で陽圧管理されていた現場だったので、大間迅がメロディと共にガーっと上がった刹那、ブワァと吹き抜ける風……。
それっぽく書いてみましたが、残念ながら青春的さわやかさは全く感じられませんでした。しかしそれは大間迅のせいではありません。通常のシャッターの10倍以上の速度で行われる高速開閉とその高気密性により陽圧管理を容易にし、品質維持やユーティリティ費用の削減に日々貢献していたはずです。
洗手観音(せんじゅかんのん)!
もう一つ、忘れられないのは「洗手観音(せんじゅかんのん)」です。こちらは何の製品でしょうか?大間迅よりはそのまんまなネーミングですので当てやすいでしょうか?
答えはTRUSCO様の(工業用)ハンドソープです。
自動車工場・印刷工場などその他製造業での手についた油汚れをすっきり落とす頼りになる一品。この手の機械油等って普通の石鹸じゃなかなか落ちないものでして、手についたまま製品外観に関わる部分にうっかり触ろうものなら大変なことになります。そんなときにも洗手観音があれば安心でした。
なんなら梱包に使われているダンボールが工場内でその他の資材の入れ物にそのまま使われているようなこともあり、その字面は殺伐とした工場内に一筋の光をもたらし……ていたかどうかは微妙なところですが、ありがたい存在だったのには違いありません。とにもかくにも、コレがないと仕事にならない、そんな一品でした。
読者が選ぶネーミング大賞、2022年度大賞は?
見てきたように私が「ダジャレにとても弱い」というだけなのですが、しかしこれは私だけなのでしょうか?
ということで調べてみました、日刊工業新聞様の「読者が選ぶネーミング大賞」。
「読者が選ぶネーミング大賞」は毎年、読者の投票で優れたネーミングを選ぶ表彰制度です。日刊工業新聞に掲載した新製品、新サービスなどの中から、きらりと光るネーミングをノミネート。ビジネス部門と生活部門を設定し、読者の投票によって「かっこいい」「ユーモアあふれる」「忘れられない」「とにかくぴったり」など、これから長く広く愛されていくだろうネーミングを選定し、表彰します。
-https://corp.nikkan.co.jp/p/honoring/namingtaishouより
現在最新の2022年度「読者が選ぶネーミング大賞」大賞の製品名は……。
「りんごブラッサムまさお」です!!
「りんごブラッサムまさお」!?「りんごブラッサムまさお」ってなんだ!?!?
その衝撃たるや、夢にまで出てきそうな雰囲気があります。大賞おそるべし……。
ちなみに「りんごブラッサムまさお」はキャニコム様の「乗用草刈機まさおシリーズ」の果樹園用のモデルだそうです。もう「乗用草刈機まさおシリーズ」のインパクトが強すぎて何も頭に入ってきません。
まさおの誘惑を振り切って考えてみても、「草刈機まさお」はまんまだとして、「りんごブラッサムまさお」になるともう原型をまったく留めていません。もう少し調べてみると、ブラッサムは松田聖子さんの曲からだそう。ちなみにウリの機能は「刈幅二刀流オータニさん」。情報量が多すぎる……。
さらにちなむとキャニコム様は「読者が選ぶネーミング大賞」を17年連続受賞しています。他にも「ピンクレディ」や「代表取締役社長 芝耕作」など、同社には魅惑の製品名がたくさん……。個人的に農業用機械がこの手のネーミングに明るいイメージがありましたが、キャニコム様の影響は大きそうです。
そしてキャニコム様以外の受賞製品名を見てみても「表面タモツ君」「3大疾病 3充マル」「あえるーむ」「わすれターン」など、ダジャレのネーミングの強さは光っています。
結論、ダジャレは強い。結論、日本人はダジャレが好き。
大賞だってダジャレ(が元)なのだから、明日からは胸を張ってダジャレネーミングが好きと主張して生きていける気がします。
「大出君、じゃあうちの製品名もダジャレに変えたらもっと売れるのか?」と突っ込まれると保証は全くしかねる、というのが正直なところですが、覚えてもらいやすい製品名というのはマーケティングで大事な要素な気がします。社長、ここはひとつウチもいかがでしょうか?
皆様におかれましても弊社システムが改名した暁にはぜひ奮って導入をご検討ください。(予定は未定です)
今後とも、どうぞ図研プリサイトをよろしくお願いいたします。