News
ニュース

2024/06/17

Product

生成AIで不具合報告書を手間なくデータベース化! 過去トラ活用 再発防止プラットフォーム「Qualityforce」新バージョン提供開始

図研プリサイトは、製造業の過去トラ(過去のトラブル事例)を活用し、再発&未然防止を実現するプラットフォーム「Qualityforce(クオリティフォース)」の最新バージョンを、2024年06月28日にリリースします。同バージョンでは、不具合報告書の内容を生成AIによって自動的にデータベース化する新機能「報告書からの自動抽出」を提供開始します。


新機能「報告書からの自動抽出」について

製造業では、DXが叫ばれる以前から設計・開発部門を中心に、図面、技術ドキュメント、部品表など、設計成果物のデータベース化が進められてきました。しかし、工程内不良や市場不具合など、品質トラブル情報に関しては依然としてデータベース化が進んでおらず、トラブル内容を1件ずつファイルに記載して保管するに留まっている企業が多いように見受けられます。

データベース化が進まない理由の1つとして、過去の膨大なファイルのデータベース化に費用と時間が掛かることが挙げられます。この度、図研プリサイトは、ファイルから手間なくデータベース化できる新機能「報告書からの自動抽出」をQualityforceに搭載し、提供を開始します。 

不具合報告書などのファイルから、生成AIが項目や値を自動抽出してデータ化

不具合報告書などのファイルから、生成AIが項目や値を自動抽出してデータ化

本機能は、不具合報告書をはじめ、品質異常連絡書や不良対策書など、企業独自のフォーマットで書かれたファイルから、生成AIが項目や値を自動抽出してデータ化します。生成AIに関する知識がなくても、プリセットのプロンプトによって、ほとんどの報告書からデータを抽出可能です。時間をかけず、費用を抑えて、データベース化を手間なく進めることができます。

その他、Qualityforceは過去トラを活用し、トラブルの再発防止、未然防止に役立つ様々な機能を搭載しています。製品に関する詳細や関連資料のダウンロードについては、こちらのページをご確認ください。